過去の展示2018年
「陶+漆+木」稲澤隆生・鎌田克慈・森口信一、(三人展)
2018年12月4日[火]→ 12月9日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
さまざまな思いで一年が満ちてゆく「歳満月」。陶漆木の三様が共鳴し、和空間を彩ります。本年の締めくくりとなる作品展へご来遊ください。
稲澤隆生 RYUSEI INAZAWA
京都東山で生まれ、大阪デザイナー学院、京都陶工高等技術専門学校を経て京焼窯元で轆轤師として過ごしつつ作品を制作。現在、伏見で涼爐、湯瓶を主とした煎茶具の他、酒の器等を製造。煎茶工芸展文部大臣奨励賞等。
鎌田克慈 KATSUJI KAMATA
今までいろいろなものを見てきて、しなやかで自然なゆらぎやうねりのフォルムに、とても魅力を感じました。乾漆は素地が麻布なので、とにかく形が自由。この乾漆で、美しくしなやかなゆらぎ、うねりの器を作れるよう日々漆と向き合っています。
森口信一 SHINICHI MORIGUCHI
最近作品を作るうえで大事にしていることがあります。素材の美しさを手を加えすぎずに表現することです。それは我谷盆でも同様に、木を割った割れ痕やフシに魅力を感じます。
また昨年より我谷盆を自分で燻煙出来るようになりました。
- ワークショップ 「我谷盆(わがたぼん)をつくろう」〈事前申込要〉
- 日時 12月5日(水)・6日(木) 11:00〜17:30 各日定員6名
- 会費 5,000円(昼食付)
- 講師 森口信一
- かつて石川県我谷村で作られていた栗の生木に丸ノミの力強い彫り跡が特徴の「我谷盆」(トレー)を作ります。京都では初のワークショップです。ぜひご参加ください。
KOGEI-11人展
伝統工芸作家11人による展覧会
2018年11月20日[火]→ 11月25日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
この度、伝統工芸作家11人が集い、作品展を開催することになりました。年齢・ジャンルの垣根を超え、個性溢れる作品を展開いたします。
御高覧いただければ幸いです。
【作家】市川正人[木]・井上楊彩[塑]・大住実奈子[硝]・大村幸太郎[染]・角谷圭二郎[鐡]・角谷佳代[金]・木村展之[陶]・しんたにひとみ[漆]・田辺竹雲斎[竹]・中川正洋[染]・中原幸治[陶]
ARTS & CRAFTS 四人展 - 工芸と空間
2018年11月6日[火]→ 11月11日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
工芸美術創工会という共通の場で創作活動をする4人です。美術館のような非日常空間で鑑賞を主とする美術作品の発表を続けながら、生活に密着した作品も制作しています。ぱるあーとの「和」の空間で、思い思いの表情を見せる作品たちを是非ご覧ください。
【作家】
伊砂正幸 MASAYUKI ISA 染色
学生の頃より、日本画を学び制作を続けています。現在は、家業である型絵染の仕事に携わっていますが、日本画の技法を取り入れて新しい表現ができればと考えています。
市川博一 HIROKAZU ICHIKAWA 陶芸
学生の頃より磁器の作品を作ってきました。薄くて軽いという磁器のイメージを、厚くても重くてもいいじゃないか、と変えてみたとき、気持ちが自由になり作品の幅が広がりました。
上田順康 NOBUYASU UEDA 陶芸
私のオリジナル技法である「黒化粧研出文」という技法で制作をするようになって30年が経ちました。その技法で作ったものを使って頂くことで、少し非日常の演出をお手伝い出来ればと想い制作しています。
藤井 收 OSAMU FUJII 漆芸
最近の作品制作は乾漆技法によるものが中心です。乾漆は軽くて自由で柔軟な成形が可能で、更に螺鈿や研ぎ出しによる、ユニークな加飾を施した制作に取り組み勤しむところです。
2018国際交流総合展
2018年10月26日[金]→ 10月31日[水]
11時〜18時(最終日は17時まで)
【作家】包日全・Megu Fukuda・Michelle Zacharias・Galia Combe・Omar Torres・荒木早良・安東智香・井上由美・nao morigo
篆香楽会習作展 -篆刻- 第6回
2018年10月5日[金]→ 10月7日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
【代表】沖香洞
【会員】岩切紫苑・貝塚蒼苑・中西澄香・西口珠世・畑香雨・山崎曄花
畠中光享 作品展 - 伝説に生きる美女
2018年9月25日[火]→ 9月30日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
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中信美術館にて「畠中光享日本画展 観想—歴史と自然からまなぶ」も開催しております。 期間:2018年9月4日(火)〜10月11日(木)
「漆+和紙+あかり」
栗本夏樹・フジモトアキコ・村上菜也子 三人展
2018年9月11日[火]→ 9月23日[日]
(9月17日[月祝]は休廊)
11時〜18時(最終日は17時まで)
この度、漆と和紙とあかりで作品制作を行っている三人で展覧会を開催致します。京都らしい生活感のある空間でアートを楽しむ暮らしを提案したいと思います。
ぜひ、ご高覧下さいますようお願い申し上げます。
栗本夏樹
漆造形作家/京都市立芸術大学で漆芸を学び、学生時代より個展を中心に活動。漆の新しい可能性を探求し、さまざまな素材とのコラボレーションを展開。日本・アメリカ・フランス・韓国・香港などで個展を開催。グループ展も各地で多数参加。
フジモトアキコ
奈良、奥吉野、福西弘行氏(2014年逝去)の手すき和紙やキウイのツルなどを素材に、生命をテーマにした作品『Life Works』シリーズを制作。大阪、東京、Paris、Milanoなどで個展、グループ展開催。
村上菜也子
照明作家/京都在住「月あかりデザイン研究室」主宰
光の演出一つで空間の雰囲気が全く変わってしまう事に気づいてから、以後2001年より、あかりを用いた作品や空間演出、環境に応じて様々な陰影を生かした立体作品の制作展示、インスタレーションを行う。
武田浪 蓋物-フタモノ- 陶展
2018年6月19日[火]→ 6月24日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
武田浪のやきものは力強さと繊細さとを同時にもち合わせている。土の力強さと自然灰の繊細さが重なり合って彼の作品は、完成後も脈うち、呼吸しつづけている。やきものの源泉である大地のように。日本文化の伝統を受け継いで選び抜かれた素材と創造性ゆたかな形状は芸術家の個性と結びついてそこには自然の景観と歴史的遺産とに対する深い感性が表現されている。
1986年記 タマラ・ハレブン(ハーバード大学歴史学教授)
第3回 すえひろ展
2018年6月5日[火]→ 6月10日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
色んな方法で表現する作家達のドキドキ・ワクワクする作品が集まりました。楽しい出会いがある展覧会に、ぜひお立ち寄りください。
瀬和居孝一(版画)・中西澄子(篆刻)・中村美知生(版画・書)・林田隆(書)・藤原眞知子(スケッチ・蔵書票)・まりこばこ(ステンドグラス)・山岡睦子(書)・依田美砂子(版画)
矢尾板克則 & 山本幸一 二人展
2018年5月29日[火]→ 6月3日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
器を作り、器ではないものを作る。作ることに大きな違いはない。
時おり立ちあがる妄想らしきものを大事に育てて行きたい。
私たちは30年ほど前、2年間同じ工房で過ごしました。
初めての二人展です。
- 矢尾板克則
- 1969年:新潟県長岡京市
- 1991年:武蔵野美術短期大学陶磁科卒業
- 1991年:山本幸一に師事
- 1993年:武蔵野美術大学陶磁研究室勤務
- 1995年:長岡にて製作活動をはじめる
- 各地で個展・グループ展を開催/詩情あふれる独特の作風で色化粧の器やオブジェを作る。
- 山本幸一
- 1947年:福岡県大牟市生まれ
- 1972〜74年:福岡県小石原に学ぶ
- 1975〜76年:イタリア・ファエンツァに学ぶ
- 1978年:熊本市河内町に開窯/ヒルサイドギャラリー(東京1996)、マロニエ(京都2001)、ぱるあーと/ぐれごりお(京都2008)
- llioo(韓国五人展2010)、Holter美術館(米国モンタナ三人展)、FUURO(東京2018)他。
- 近年、柔らかい土(泥)に藁や籾殻を混ぜて得られる質感を使い製作。
は、は〜ん版 PART8(版画)
2018年4月24日[火]→ 4月29日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
各分野で活躍の作家達がさまざまな技法で表現する「は、は〜ん」な版画作品を是非ご高覧ください。
岡田毅/佐久間嘉明/瀬和居孝一/宗由美子/中村美知生/畠中光享/村田好謙
及川美沙 日本画展 - 海と梟とわたし
2018年4月10日[火]→ 4月15日[日]
11時〜18時(最終日は17時まで)
潮だまりに行って小さな生き物にふれること。梟と見つめ合い、同じ時間を過ごすこと。それらを通して、自分のここちよい居場所を探しています。初個展になります。ご高覧を賜りますようお願い申し上げます。
【略歴】
2010年日展入選(同'13、'15、'16)/2011年日春展入選(同'12、'14、'15)、京展入選(同'13〜'16)、2012年松伯美術館花鳥画展入選(同'14、'15)、京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了、全関西美術展第一席/2015年国際交流総合展京都府知事賞/現在、京都日本画家協会会員